最近、「リノベーション」という言葉をよく耳にします。主に不動産についてリノベーションの意味するところは、古くなってしまった物件を綺麗にリフォームむし、価値の向上をはかるというものです。これは、分譲された部屋単位の場合もありますし、賃貸マンションを建物単位でリノベーションすることもあります。賃貸マンションは経年化することで、稼働率が下がっていってしまう傾向にあります。
とあるケースにおいては、マンションの建物玄関を綺麗にすることで、入居率があがりました。入り口の見栄えを良くするだけなので、費用を抑えることが可能です。また高度成長期に大量に分譲されたマンションに居住する方々が高齢化し、物件を手放すケースが大変増えています。というのも成長期に分譲されたマンションは、駅から遠かったり、エレベーターがなかったりと高齢者に住みにくい物件が多いからです。
このような物件を安く買い取り、部屋をリフォームすることで、転売して利益を上げるケースもあります。公団(UR)の団地なども団地ごとに高齢化と老朽化が進み、棟単位でリノベーションを行い、若い世代の入居者を増やす取り組みを行われています。こちらも駅から遠かったり、エレベーターがなかったりと、高齢者に不便な団地が少なくありません。団地をまるごと建て替えることは大変ですが、一部をリノベーションすることで、若者世代を呼び込み、それで得た収益で、高齢者に対応した新しい住宅を建設する取り組みを今後増えていくことでしょう。
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